アート

グラフィティアート界のレジェンド Futura 2000(フューチュラ2000)のライフストーリー

Futura 2000のグラフィティ

1980年代のグラフィティアート界のキング Futura 2000(フューチュラ2000)

このページでは、グラフィティアート界のレジェンド「Futura 2000(フューチュラ2000)」のプロフィールと彼のライフストーリーを紹介していきます。Futura 2000とは、1970年代から活動しているアメリカ出身のグラフィティアーティストです。

彼のグラフィティアーティストとしてのキャリアは、1970年代の前半からスタートして当時盛り上がりを見せはじめていたニューヨークのサブウェイ(地下鉄)グラフィティシーンで主に活躍していました。
当初は、他のパイオニアグラフィティアーティストと共に行動しニューヨークの地下鉄に走っている電車にグラフィティ作品を描いていた。

彼のグラフィティ作品は、ただのタグ系グラフィティではなく、抽象的で、センスの強いカラフルな作品を中心に描いていた。

彼の描くユニークな作品群は、当時のグラフィティ写真家(ヘンリー・チャファントや、マーサ・クーパーなどなど目に留まり)のサブウェイグラフィティ写真集によく掲載されていた。

1980年代の前半には、グラフィティアートはアートとしての地位を確立してきたこともあり、ストリートだけには留まらず通常のアート扱うギャラリーの世界でも人気になりはじめていた。

少しずつではあるが、グラフィティは、メインストリームアートコミュニティーに認められなら市民権を得ていった。その後、グラフィティアート、ストリートアート、ヒップホップ系のアートを展示するギャラリーのブームが起きていった。

ニューヨークのイーストヴィレッジでは、様々なギャラリーが開館され、新しいギャラリーの中でも、FUN Galleryというのは一番有名だった。

当時のアンダーグラウンド女優のパッティ・アストル(Patti Astor)によって作られた同ギャラリーは、リチャード・ハンブルトン(Richard Hambleton)キース・ヘリング(Keith Haring)や、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)などの有名なグラフィティアーティストやストリート系アーティスト達が展示を行った。フューチュラ2000も、1980年の前半にFUN Galleryで作品を展示したことによって、アート界でも人気を得ていった。



フューチュラ2000とザ・クラッシュの繋がり

1981年に、The Clash (ザ・クラッシュ)というイギリスのパンクグループは、「This is Radio Clash」(ゼィス・イズ・レイディオ・クラッシュ)というシングルをリリースした。

この曲は、The Clashのアルバムに収録されていないが、イギリスでは初めてのヒップホップの曲だと言われている。ニューヨークのオールドスクールヒップホップの要素やラップの歌詞が含まれている同曲は、1980年代のパイオニアソングとして人気が高い。

このレコードのジャケットカバーのアートは、フューチュラ2000によりデザインされ、フューチュラ2000とThe Clashの繋がりのきっかけをもった。1981年に、The Clashは、ヨーロッパツアーを行いフューチュラ2000もツアーに同行し一緒にライブ出演を果たした。

このライブでは、バンドが演奏している中で、フューチュラ2000がスプレーペイントで大型のグラフィティ作品を描いたパフォーマンスを披露した。

1982年には、Combat Rock(コンバット・ロック)というThe Clashアルバムのスリーヴノートと歌詞シートを手でデザインしている。


ザ・クラッシュThis is Radioザ・クラッシュThis is Radio



Futura 2000のアートビジネス展開:アパレルやアートグッズのキャリア

1990年代に、Futura 2000は、GFSや、Subwareや、Project Dragonなどのアパレルブランドとコラボレーションをし、洋服をデザインした。

その他にも、アートトイを制作したり、スニーカーデザインも手掛けている。Nikeや The North Face 、Medicom ToyやUndercover、Levi’s、A Bathing Apeなどのブランドとコラボレーションもしている。
また、Futura Laboratoriesというブランドも立ち上げアパレルなどのグッズを販売している。日本の福岡市に店を開店した。

2005年に「Just For Kicks」というスニーカーカルチャードキュメンタリーに出演した。




Futura 2000関連の作品紹介

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