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世界のストリートアーティスト紹介:ブエノスアイレスのストリートアーティスト Ever
ブエノスアイレスのストリートアーティスト Everのアートキャリア
Ever(本名:Nicolás Romero/ニコラス・ロメーロ)は
アルゼンチンの首都のブエノスアイレス出身のストリートアーティストである。
思春期に受けた、ヒップホップミュージック、スケートカルチャーやグラフィティアートの影響により
2001年からストリートでシンプルなオールドスクールグラフィティタグを書き始めた。
留学で、5ヶ月程にフランスに滞在し、パリの様々なギャラリーでクラシック名画を見てインスパイアを受けた。
その後、さらに自分のアートテクニックを追及し、さらに貴やかな作品を描くようになった。
現在の、彼のアートスタイルは、バンゴッホや、グスタヴ・クリムト、フランシス・ベイコンなどのアーティストに影響されている。
Everのストリートアート作品
現在のEverは、タグ系のアートを描かない。
彼の現在のもっとも特徴なスタイルは、人間の顔や姿をモチーフに書き上げるスタイルである。
作品を作る前に予め用意したモデルから絵を描くのではなく、今までに全く見たこともないような人のイメージから原画を書き上げる。
主な方法としては様々なキーワードを使い、グーグルイメージで写真を検索しユニークな写真
少し変わっている顔を選び、そこから作品のモチーフとして展開していく。
アートの制作には、通常のペイントインクと、グラフィティアーティスト用のスプレーペイントを使用し、ストリートアート作品を描いていく。
作品のモチーフには、時々自身の弟の顔もよく使用するようである。また、パリにいた時に、ヨーロッパの歴史や政治に興味を持っていたようで
多くの伝記の本を読んだことも影響し、様々な歴史上の人物の絵も描いている。
ホームタウンのブエノスアイレスでは、毛沢東のミューラルを描いている。
モチーフ自体は、毛沢東とシンプルながらも、その作品では、彼のオリジナリティーを加味したスタイルで
毛沢東を、サイケデリックで抽象的なデザインで仕上げている。
Everは、アートでも、このような抽象的な部分を使い、人の心の中の考えを表現しているようだ。
Ever:ストリートアートプロジェクト
Everは、マイアミのWynwood Wallsというストリートアートプロジェクトで作品を作った。
また、アトランタ市で行われたLiving Walls, The City Speaksというストリートアートイベントでも作品を展示した。
アーティストのウェブサイト:
http://www.flickr.com/photos/ever_dsr/
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