アート

ヨーロッパでストリートアートが多く見れる都市ベスト5

Isaac Cordal

ヨーロッパでストリートアートツアー・ベスト5

 
 

1. ロンドン(イギリス)のストリートアート

 
ロンドンのストリートアートシーンの中では
バンクシー(Banksy)が一番知られた存在だと思うが、ロンドンのアンダーグランドのストリートアートシーンでは
その他にもの多くのストリートアーティストが活躍している。

特に、ロンドンのイーストエンド地区はストリートアートやグラフィティが豊かなエリアである。

ブリック・レイン(Brick Lane)というストリートでは、多くの有名なストリートアートの作品を見ることができる。
(ブリック・レインは、美味しいインド風カレーショップが多い事でも有名である。)


新しいオリンピック・スタジアムの近くには、シェフィールド(Sheffield)出身の
フレム(Phlegm)というアーティストの作品が見える。
彼の作品は、コミックの絵の影響が強い。フレムは、次世代のストリートアーティストとしてロンドンで注目されている。

ロンドンのストリートアートは、グラフィティとステンシルアートだけには留まらず
最近では、小さなセメントのスカルプチャーを使ってアートを表現する
アイサーク・コーダル(Isaac Cordal)という、アーティストも活躍している。

Isaac CordalIsaac Cordal
 
○インフォメーション:
http://streetartlondon.co.uk/
 
 
 

2. リスボア(ポルトガル)のストリートアート

 
近年、リスボアのCRONOというアートクルーの人気も手伝って、ポルトガルではストリートアートのブームが起こっている。
CRONOは、ストリートアートを通して、リスボアの廃ビルをきれいにする計画を実行している。
このプロジェクト以降、リスボアはアート豊かな街として生まれ変わった。

リスボアの市議会も、ローカルなアーティストのためにストリートアートスペースを作った。
このスペースはGaleria de Arte Urbanaというアーバンアート美術館になった。

リスボアは、ストリートアートの長い歴史がある。
1974年の革命以来、リスボアのビルや壁は、ローカルの人たちの自己表現のスペースになった。
現在起きている、ストリートアートブームに関して、リスボアの住民も大歓迎をしているようだ。

 
http://www.guardian.co.uk/travel/gallery/2011/jan/29/lisbon-city-breaks
 
 

3.ベルリン(ドイツ)のストリートアート

 
ベルリンは、ベルリン壁の崩壊以来、世界中からクリエイティブなアーティストが集まる都市になった。
今ではベルリンは、ヨーロッパの中でも、ストリートアートが盛んな都市の一つになった。

 
 

4.アテネ(ギリシャ)のストリートアート

 
ギリシャのアテネは、グラフィティがとても多く
まさに、グラフィティ都市そのものである。

 
実は、グラフィティ(graffiti)という単語のルーツはギリシャ語である。
”graphi”という単語は“書く”という意味にあたる。
第二次大戦の時と1967年のクーデターの時には、グラフィティは自己表現のツール、プロテストのツールであったが
現在ではグラフィティは、一流のストリートアートとして認められるようになった。


 
 

5.ボローニャ(イタリア)のストリートアート

 
ボローニャは、ストリートアートで有名になったいるわけではないが
ストリートアーティストとして、有名なのブルー(Blu)のホームタウンである。

1999年以来、彼の作品はボローニャのストリートで見ることができるが
彼の作品は、主にボローニャの歴史的な都会で多く見ることができる。