アート

グラフィティアーティストのBarry McGee(バリー・マッギー)

Barry McGee

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サンフランシスコで活躍するグラフィティアーティスト・Barry McGee(バリー・マッギー)

Barry McGee(バリー・マッギー)は、1966年にカリフォルニア州の
サンフランシスコで生まれたグラフィティアーティスト。

本名はBarry McGeeであるが
Ray Fong, Lydia Fong, Bernon Vernon, P.Kin, Ray Virgil, Twistなどのニックネームでも知られている。

Barry McGee Barry McGee




高校を卒業してから、San Francisco Art Instituteというアート大学に入学し
1991年に卒業するまでペインティングとプリントメイキングを専門に学んだ。


大学に入る前にも、グラフィティアーティストとして、とても有名な存在であった。
主に、サンフランシスコのMission Districtというエリアで活躍し当時のグラフィティブームを代表した存在。




Barry McGeeBarry McGee




彼は、グラフィティ界に様々な新しいテクニックを紹介したこともあり
この世界においては、パイオニアと呼べる存在かもしれない。

そして、ギャラリー界にもストリートアートのテクニックを紹介し
現在の活躍中のストリートアーティストにも大きな影響を与えた。

彼の作品の特徴は、なんと言ってもカラフルな人間の顔をモチーフにしたイラストだ。
アメリカのストリートで感じられる雰囲気を作品を通して表現し
ストリートで見る人々の生活も同時に描いている。

ストリートライフのポジティブな側面だけではなく
ストリートに住んでいるホームレス達の悩みや辛い経験なども表現している。


彼は、ギャラリーで展示を開く際に、グラフィティだけではなく
ストリートで見つけた物(瓶、缶、ゴミ、落し物など)を使って、インストレーションアートを作っている。

勿論、世界中のギャラリーで展示を開き
Adidasなどとスニーカーデザインのコラボレーションも果たしている。

また、彼の(亡くなった)奥さんもアーティストであった。
生前彼女にローブロー系のアートやイラストテクニックを教えてもらったとの事。

Beautiful Losers (2008年)というストリートカルチャードキュメンタリー映画にも出演している。