アート

大型の動物ミューラル:Roa(ローア)のストリートアート

Roa - boar, London
大型の動物ミューラル:Roaのストリートアート
 
Roa(ローア)は、大型の動物をモチーフにつかったアートで有名になったストリートアーティストである。

ベルギーのゲント市出身で現在、彼のアートは世界中のストリートで見る事が出来る。
 
Roa - LondonRoa – London
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼は1980年代にヒップホップカルチャーの影響を、受けPublic Enemyや、Eric B & Rakim
Beastie Boysなどの音楽アーティストはもちろん、グラフィティカルチャー興味も持ちすぐとの虜になった。

その後のタグをスタートし、Roa自身もグラフィティの世界に入るようになった。

 
Roa Rabbit, LondonRoa Rabbit, London
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Roaの故郷のゲント(Ghent)は、とても小さく、人口が少ないが文化的に栄えた街。

アートコミュニティーもしっかりと存在していて、外国人のアーティストもよくやってくるエリア。

こういう恵まれた環境で、Roaはアーティストとして育っていった。

 
Roa Squirrel, LondonRoa Squirrel, London
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼の特徴的なスタイルは少しづつ発展し

現在は大型でモノクロの動物をモチーフとしたアートを中心に描いている。

可愛い動物だけではなく、ネズミや、イノシシなどのあまり好まれ難い動物も描く。

そして、そのマニアックさは、さらに進み最近では動物の内臓を見る事が出来るアートを描く事にフォーカスしているようだ。

 
Roaの作品は、スプレーペイントで描くが、稀にラテックスのペンキも使用する。

ウェブや本で見つけた動物の絵をコピーし現場に行く前にスケッチを用意する。

彼の作品はサイズが大きい事から、描く前にビルのオーナーから許可を得る。

 
Roaの作品は、現在、ロンドン、ニューヨーク、バルセロナや、パリなどの都会で見る事が出来る。

そして、現在ではギャラリー展示をよく開くまで人気になってきている。

 
Roa - boar, LondonRoa – boar, London