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グラフィティー・ウォー:バンクシーvsキング・ロッボー
banksy(バンクシー)については、このサイトでも紹介しているように今ストリートアートの世界で最も有名で人気のあるアーティストですが
実は、彼の出身はイギリスのブリストル市だと思われているが、実はその情報も
彼のルーツやアイデンティティーは未だ不明のままである。
近年では、映画「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」をはじめ
世界中に描かれている彼のメッセージステンシルアートのお陰で、絶大な人気を誇るアーティストにまで上りつめ
今ではあまりアートに関心のない人たちにも知られるような存在になった。
しかし、そんな絶好調とも言えるバンクシーにもある問題が今問われている。
それは、ストリート系アーティストとして、一番嫌われているルール
他のアーティストの作品を塗りつぶす事・・・。
バンクシーは、今この罪を犯した事を問われている。
このストーリーは2010年のクリスマスくらいに始まった。
キング・ロッボー(King Robbo)というロンドンで活躍している
グラフィティーシーンのパイオニアのアーティストによって描かれたミューラルは、無くなりつつある。
その代わりにバンクシーっぽいステンシルが現れた。
キング・ロッボーのミューラルは、運河に沿って建てられている壁にあり約25年前に描かれた作品。
ロンドンのグラフィティーシーンの中では、とても有名な作品であった。
暫く引退していたキング・ロッボーは、その塗り消されたグラフィティーを消して自分のマークを残した。
しかし、その後キング・ロッボーの作品はもう一度描き直されていた。
それ以来、キング・ロッボー側のファンやチームは、バンクシー反対運動を始めて
バンクシーの沢山の有名なアートを攻撃し始めている。
最近、ブリストル市にあるバンクシーの作品は黒いペンキで塗り潰されていた。
イギリスのChannel Four Television Corporation(チャンネル・フォー・テレヴィジョン・コーポレイション)
という、テレビ局はこのバトルについてドキュメンタリー映画を作った。
このドキュメンタリーのストーリーはバンクシーとキング・ロッボーの間のいがみ合いを中心とした内容になっている。
ドキュメンタリーの終わりに、キング・ロッボーは事故で頭の怪我を負い現在は昏睡状態で入院中である。
この事故については、バンクシーサイドには全く関係ないが
ドキュメンタリーのストーリーとして、映像に挿入されている事からバンクシーの評判がとても悪くなってしまっている。
バンクシーは現在テレビ局サイドに抗議していて、テレビ局の社長に抗議文を送りつけた。
また、バンクシー自身は、キング・ロッボーのアートを塗り消した事を否定している。
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