カルチャー

街中で行なう忍者のようなストリートスポーツ:パルクールの紹介

free runner pic

アーバンスポーツ(ストリートスポーツ)のパルクールとフリーランニング

フリーランニングとは?

フリーランニングとは、セバスチャン・フォーカン (Sebastien Foucan)という
フランス人によって発展されたアーバンスポーツである。

フリーランニングをする人は、スケートボードと同じように
アーバンランドスケープの妨害物を使い、色々な複雑な曲技をしたり自由に走り回ったりする。


しかし、スケートボードのようなスポーツとは逆に
フリーランニングをする人は、ボードやスケートなどの道具を使わず
自分の体、自分の体力のみを使用する競技である。

 
 


 
 
 

フリーランニングのルーツ


フリーランニングはフランスのパルクール(Parkour/PK)というスポーツから発展した。

パルクールとは、アーバンランドスケープを一番効率的に、早く渡す概念に基づいている。
動きのスピードと効率性が狙われているため、この点でフリーランニングと異なる。

パルクールは、コンテストや大会もないが、フリーランニングは、パフォーマンスや大会が開かれている。
パルクールの設立者のダビッド・ベル(David Belle)によって、パルクールはずっと存在していて
昔のハンターや、軍人や、東洋の格闘技を体得している者の効率的な動き方から発展した。

それに加えて、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの
カンフーアーティストのスタントもパルクールの動き方に似ている。
 
 
free runner picfree runner pic
 
 
 

フリーランニングの歴史

2003年に、パルクールを設立したグループはロンドンに向かい
イギリスのチャネル4のためにJump Londonというドキュメンタリーを作った。
このドキュメンタリーは英語圏の国にパルクールを初めて紹介した企画となった。
フリーランニングという英語の表現も初めて使われていたが
これ以来、フリーランニングとパルクールの意味が変わることとなった。


フリーランニングは効率性より、クリエイティブな動きの方がリスペクトされている。
Jump Londonの放送以来、フリーランニングがニッチな流行になっていて
色々なメインストリーム映画や、ミュージックビデオや、テレビゲームなどのメディアに露出するようになった。




ワールド・フリーランニング・チャンピオンシップ


2008年に、ロンドンで初めてのフリーランニング・ワールド・チャンピオンシップが開かれた。
2009年のコンテストはロンドンのトラファルガースクエアーで開かれ、7,000人の観客を集客した。

そして、イギリスのBBC3はライブにて放送した。
コンテストより、フリーランニングのテクニックと新しいムーブメントは
YouTubeのヴィデオで流行の兆しを見せている。

これから、このマイノリティーのストリートスポーツは
ヨーロッパを中心に世界中に向けて、少しづつ成長を続けている。


パルクールの紹介ウェブサイト

インフォメーション:
www.urbanfreeflow.com




パルクールの作品紹介