ゲットーエリアの巨大アート・WattsTOWER(ワッツタワー)の歴史

コンプトン近くのWattsTOWER(ワッツタワー)の歴史

 
ロサンゼルスのWatts（ワッツ）地区。
ダウンタウンLAから南に30分くらいの場所にWatts（ワッツ）と呼ばれるエリアがある。
かつては、カリフォルニアで1、2を争う治安の悪さとして挙げられていた街で
こちらもGangsta RAP（ギャングスタラップ）で有名なCompton（コンプトン）と同じくらい悪名高いエリアで有名です。
勿論、観光ガイドブックからは除外されているエリアで
カリフォルニアに住んでいる住民でもわざわざ行く人は少ないでしょう。

また、過去に歴史的な暴動が起こったり
有名なギャングスタラップのアーティストやミュージシャンが輩出されたりと、様々な一面もありますが
Wattsの街全体の雰囲気としては、かなり殺伐としています。
特にWattsTOWER(ワッツタワー)に行く際の町並みはその治安を物語っています。

そんなゲットーのエリアの景色に突如現れる、アーティステックな巨大オブジェ・建造物。
それがワッツタワーだ。

 
 
 
 

WattsTOWER(ワッツタワー)の歴史

 
この塔を制作したアーティストは
イタリアからの移民で肉体労働者として従事した、Simon Rodiaというアーティスト。
このWatts地区で生活しながら、ワッツタワーを作り上げた。

TOWERの完成までに30年以上かかった大作。
表面の素材は、鉄をモルタルで覆い
その部分にタイルや7UPの瓶その他に色々なものを埋め込んだ建造物です。

高さは30ｍくらいですが
実際に見てみると写真で見るより小さく見えるかもしれません。

近隣ではローカルなＪＡＺＺフェスティバルも開催されるようです。

かつての犯罪の温床とも呼ばれるほどのゲットーも、近年では段々と治安がよくなってきているようで
写真にもあるように昼間は比較的に穏やかな様子な閑静な住宅街。

すぐ横にはアートギャラリーも併設していて
WATTSTOWERやWATTSの歴史をテーマとした作品なども飾られています。

 
 
 
 
 
 

WattsTOWER(ワッツタワー)の住所

 
1727 E 107th St, Los Angeles, CA, 90002
(213) 847-4646

 
 

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