アーティストインタビュー:ストリートアートクルーのundenk(アンデンク)

アーティストインタビュー:ストリートアートクルーのundenk(アンデンク)


ストリートアートクルーのundenk(アンデンク)のインタビュー



今回のアーティストは、ストリートアートの世界で活躍しているクルーの
「undenk」(アンデンク)とのインタビューの模様をお送りします。


undenkは、ドイツ人アーティストとオーストラリア人アーティストによって
構成されていて、現在世界中で活躍しているストリートアーティスト。

前回に引き続き、当ストリートスタイルマガジンのライターMasaこと私が
undenkのメンバーRussell氏と話した内容を抜粋して紹介していきたいと思います。

 

undenk (photo by undenk)
undenk (photo by undenk)






undenk(アンデンク)のインタビュー


Masa:
いつからアートに興味を持ち出したんですか?

undenkのRussell:
私達はクルーで活動しているから、それぞれのメンバーによって違うストーリーがあるけど
僕の場合は10,11歳の頃からグラフィックデザインに関わるライフワークを実現する事が夢だとわかっていたんだ。

undenkというクルーはオーストラリアで生まれたんだけど
メンバーは、みんな大学で知り合って友達になった人たちなんだ。

みんな同じ事に興味あって、同じ立場から世界を見ていたから、このメンバーで何かアートのクルーを作ろうと思ったんだ。
アイディアを生み出して交流するのはとても楽しい事だからね。





Ahoy (photos by undenk)
Ahoy (photos by undenk)






Masa:
アートは独学で勉強していたんですか?
それとも何処かで、習ったんですか?

undenkのRussell:
メンバー全員、大学で勉強したんだけど、それぞれ専攻が違うんだ。

それぞれのメンバーは、グラフィックデザイン、建築学などのクリエイティブな科目を専攻していたんだ。
私達の好きなスタイルやテイストが異っているから、undenkの作品はいつもユニークで多様的だと思うよ。



Masa:
現在作っている作品はありますか?その作品は、その作品のメッセージやテーマなどはありますか?

undenkのRussell:
undenkのアートはいつも政治や、グローバライゼーションや、武断主義、資本主義、宗教などのテーマを扱って作っているんだ。

そういった主義とコンセプトをアートを通して表現しているんだ。
Undenkの考え方はジョージ・オーウェルの1984という本に基づいているかもしれない。

20,21世紀のパワフルな社会に生きている個人の闘争について、いつも考えているんだ。


undenkのウサギ(photo by undenk)
undenkのウサギ(photo by undenk)







Masa:
ギャラリー展示やショーを開いた時の話を聞かせて下さい。


undenkのRussell:
過去に、ドイツとオーストラリアの美術館で展示を行った事があるけど
やっぱり、一番好きな「ギャラリー」はストリートだなと感じるよ。

2004年にパリのギャラリーでBlek le Ratや、
Pure Evil, Speedy Graphitoなどの有名なストリートアーティストと一緒に作品を展示したんだ。

それが最初の展示だったね。
一番最近のギャラリーショーだと、ドイツのケルン市で行われたものだね(2011年の10月)。


undenkの作品(photo by undenk)
undenkの作品(photo by undenk)








Masa:
現在、ストリートアートはメジャーになって一般の人にも浸透してきていますが
この人気ぶりについては、アーティストとしてどう感じていますか?

undenkのRussell:
別に問題ないと思う。自分の好きなクリエイティブな生活でお金を稼ぐならいいと思うけど

私にとって、お金を稼ぐ事よりもアート作っていくクリエイティブな気持ちの方が大切だし強いかな。
でも、ストリートアートがブームになったせいで、創造性や革新などの点が疎かになるような事になればそれは悪い事だと思う。



Masa:
他のアーティストとコラボレーションした経験はありますか?


undenkのRussell:
もちろんあるよ。

Speedy Graphitoや、Deer BLN、Evol、f-i-t.org などのアーティストとコラボレーションした事があるね。




Masa:
あなたが尊敬しているアーティストはいますか?
他のアーティストの作品に影響を与えられたりする事はありますか?

undenkのRussell:
他のアーティストより、日常生活や周りの人たちからの影響の方が強いかもしれないね。
ハイブローアートでもローブローアートでもアーティストはもちろん
フォトグラファーやミュージシャン、科学者などの人にも憧れることもあるね。



undenkの作品(photo by undenk)
undenkの作品(photo by undenk)








Masa:
日本に来てストリートアートを作りたいと思いますか?

undenkのRussell:
もちろん!実は過去に来日した事があるんだ。

Undenkのred rabbit (赤いウサギ)というシリーズは東京でも行われたんだ。
Undenkのメンバーの一人が100個の赤いウサギの磁石を作って、世界中の面白い場所に貼ったんだ。

オーストラリアの炭鉱や、ニューヨーク、モナコ、イギリスなどの全く雰囲気の異なる違うスポットに貼っていったんだ。


セメントのウサギ(photo by undenk)
セメントのウサギ(photo by undenk)









Masa:
ストリートスタイルマガジンを読んでくれている読者へのメッセージはありますか?

undenkのRussell:
同じアートを楽しんでくれて嬉しいよ。

もしストリートアートが好きならUndenkのウェブサイトに来て様々なプロジェクトを見てくれたら嬉しいです。
URL:http://undenk.com



Masa:
今後のプランは、どのような事を考えていますか?

undenkのRussell:
今、undenk.comでデザインコンテストを行っているだ!
そして、ストリートで沢山の作品を作りたいと思っているよ。


Red Glossのウサギ(photo by undenk)
Red Glossのウサギ(photo by undenk)













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