ロンドンのグライムシーンのフォトグラファー:サイモン・ウィートリー
サイモン・ウィートリーとは、ロンドンのグライムシーンを撮影しているアーティストである。彼は、1970年にシンガポールで生まれ、若い頃からのフォトグラファーとして活躍している。
20年代の後半には、ハンガリーのブダペストで共産主義の崩壊の記録を撮影していた。
1998年に、ロンドンのプロジェクト(公共団地)で写真を撮り始め、のちに都市再生のプロジェクトを撮影した。
そして、2004年に、Rewindというアンダーグラウンド音楽雑誌のオファーにより
そのエリアのグライムアーティストを撮影した。
この雑誌のプロジェクトのお陰でグライムシーンで活躍しているアーティストにコンタクトを作る事が可能になり
自分自身でグライムシーンを中心とした写真集を作り始めた。
約10年間ローカルなアンダーグラウンドシーンに入り、写真を撮り続け
今年「Don’t Call Me Urban」という写真集を出版した。
この写真集は、ロンドンでも一番治安の悪いプロジェクトに住んでいる人々の生活を写し
そこから生まれたグライムという音楽のジャンルのルーツを説明している。
サイモン・ウィートリーはロンドンのミュージックシーンだけではなく
パリの団地で行ったライオットも撮影していた。
現在はインドのコルカタ市でフォトグラファーとして活躍している。
URL: www.dontcallmeurban.com
サイモン・ウィートリー:ロンドンの作品紹介
Simon Wheatley (著)
Northumbria University Press (2011/01)
売上ランキング: 446,380
Northumbria University Press (2011/01)
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