アメリカで活躍しているチカーノ・ローライダー系アート:Summer(サマー)
今回紹介するのは、アメリカでチカーノ・ローライダー系アートのテーマを中心に作品を制作しているサマーの紹介です。
Summer(サマー)のインタビュー
今回は、インタビューに答えてくれてありがとうございます。Masa:
あなたがアートを作るきっかけになった事は、どんな事からですか?
Summer:
多分、8歳の時に初めてキャンバス作品を描いんたけど、14歳の時から真剣にアート活動を始めたわ。
Masa:
あなたのアートは、学校などで学んだアートテクニックですか?それとも、独学でマスターしたんですか?
Summer:
今まで独学でアートをやってきたわ、アートの教育を受けた訳じゃないわ。
Masa:
あなたは、自分をどういうカテゴリーに入るアーティストだと思いますか?
ストリートアーティスト?グラフィティーアーティスト?
Summer:
私のアートの中には、グラフィティーのような要素があるし、ストリートアートのような要素もあるから
カテゴリーを分けるのは、難しいわ、だから、アーティストとしてのタイトルはなくて、ただの「アーティスト」ね。
Masa:
アート作品を作る時に、どんなマテリアルやツールを使いますか?
Summer:
主にスプレーペイントとアクリルだけど。後は、包丁と・・。はしご!かな・・ (笑)
Masa:
あなたは、ギャラリーでの展示を頻繁に行いますか?
Summer:
はい。そうね。カリフォルニア中の様々なアートギャラリーで作品を展示しているわ。
Masa:
あなたの作品の中には、日本的なモチーフがよく出ますが、日本のアートに関心がありますか?
Summer:
もちろん。私のアートは、ダヴィッド・シキエロスや、フアン・ポサダなどのメキシコのミューラルアーティストにインスパイヤーされているもの多いけど、それ以外にもウタマロ・キタガワなどの日本人アーティストにも強く影響されているわ。
Masa:
あなたの作品には、メキシコや、チカーノ系モチーフが多いですが(頭骨や、ローライダー車など)。
どうして、それらのシンボルを使用してアートを作っているのでしょうか?
Summer:
そういうシンボルとモチーフは、私のカルチャーの一部です。(*サマーは、メキシコ系アメリカ人*)
ローライダークルージングは、チカーノカルチャーにおいて有名でしょう。
骸骨は、メキシコにおいて、「死」のシンボルです。
だけど、結局みんな死んでしまうから、「死を恐れない」という意味があるの。
Masa:
あなたの作品には、特別なメッセージや伝えた想いなど、どんな要素が含まれているのでしょうか?
Summer:
もちろんあるわ。(それぞれの作品によって違うメッセージがあるようです)
Masa:
あなたがアーティストとして尊敬している人はいますか?
Summer:
今まで一緒にコラボレーションしているアーティストは全員尊敬しているわ。
それぞれのコラボレーション作品は、ユニークなストーリーがあって、いい思い出になっているの。
Masa:
ストリートアート世界では、男性の方が多いですよね。これは本当ですか?
また、そのストリートアートの世界で、女性アーティストとしてやりにくさを感じた事はありますか?
Summer:
確かに、ストリートアート世界では、男性のアーティストの方が多いけど、この事について私は、不利を感じたことないわ。
この世界の良い点は、男性でも、女性でも、アートがリスペクトされれば、認められる。私はそういう世界に生きているの。
Masa:
アート以外に、何か他の趣味はありますか?
Summer:
私は、ローライダー車とBMX自転車が好き。
Masa:
アメリカ以外に、他の国でアート作品を展示した事がありますか?
そして、将来の話しになると思いますが、日本に来る計画はありますか?
Summer:
メキシコで展示を参加したことある。機会があったら、近い将来に日本に行きたいと思うわ。
Masa:
ストリート・スタイル・マガジンの読者へのメッセージがありますか?
Summer:
インタビューをみてくれてありがとう。
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