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ウェスト・フィリー ストリート・アート
フィラデルフィアのマーケット・フランクフォード線を走る電車は、一見した所、普通の電車だがウエスト・フィリーというエリアに差し掛かった時、窓から外を見ると、アーバン美術館のような景色が見えてくる。
フィラデルフィアのミューラル・アート・プログラムのおかげにより
このウェスト・フィリーに広がる殺風景な茶色のビルの景色は、現在、とても美しいアートエリアになってきている。
ウェスト・フィリーの歴史
ウェスト・フィリーというエリアは、歴史的に貧しく移民や黒人が多いエリアである。
1985年に、フィラデルフィアの黒人政治活動グループの家は、警察によって襲撃され、11人が死亡した。
政府の出資や、発展も少なく、長らくゲットーなエリアであった。
また、10年前にグラフィティー防止策として、ウェスト・フィリーのビルの屋根と壁は全て茶色に塗らかえられた。
46th Street Stationから出発した列車は、少し走ると景色は一変する。
現在ここには、ミューラルプロジェクトにより、カラフルでポップなアートメッセージが広がる。
メッセージのテーマは「ラブ・レター」で、ロマンチックな文章が沢山描かれている。
このプロジェクトは、フィラデルフィア市のミューラル・アート・プログラムを発足した
スティーヴン・パワーズという個人のコラボレーションアート作品である。
彼は現在42歳、25年前にローカルなグラフィティアーティストとして活躍し始めた。
今進められているプロジェクトは、自身の奥さんとフィリーへ向けたラブレターというコンセプトで作られている。
このプロジェクトは、スティーヴン・パワーズのアイディアだが
現在では、50人のアーティストが参加している。
このプロジェクトの目標は、ウェスト・フィリーをきれいにする目的や
若いアーティストにインスピレーションを与える事である。
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