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チカーノ・メキシカンカルチャーをモチーフにしたグラフィティを得意とするアーティスト:Summer(サマー)
グラフィティ界では、歴史的にみても男性のアーティストの数が多い傾向にあるが
近年では、多くの才能溢れる女性アーティストが、グラフィティシーンで活躍し始めている。
女性グラフィティアーティストたちの中でも、特に話題を呼んでいるのが
L.A.で活躍中のSummerというアーティストである。
カリフォルニア州で生まれたSummerは、14歳の頃から作品を描き始めた。
当時、自分の寝室の壁にミューラルを描きたいと思っていた。
しかし、そんな事をしたら両親に怒られると思った彼女は
両親のあまり目に入らない、クローゼットの中に日本風の作品を描いた。
彼女の両親は、彼女のアート才能をすぐに理解して
それ以来彼女のアート活動をずっとサポートしてくれている。
18歳の頃、初めてストリートで作品を描いた。
のちに知り合ったグラフィティアーティストの友人からステンシルのテクニックが教えてもらい
ステンシルを使った作品のレベルアップをはかった。
多くのステンシルレイヤーを使い、複雑な作品を作る事が出来るようになっていった。
その後に、グラフィティ界に彼女の名前が広がり始めていった。
ロサンゼルスに引越してから、ギャラリー展示も行い始めた。
2004年までには、多くの展示を開き自分のギャラリーも公開した。
Summerの作品は、様々なジャンルとカルチャーに影響されている。
日本風モチーフや、カリフォルニアのチカーノカルチャーの影響も強い。
ローライダー車のイメージがよく多様し、メキシカンアートでお馴染の頭骨や薔薇モチーフの絵も描く事が多い。
ウェブサイトURL: http://www.dripbook.com/soulstiz/book/stencils/#31713
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