カルチャー

ムービー・レビュー:Mad Hot Ballroom

ムービー・レビュー:Mad Hot Ballroom

Mad Hot Ballroom(日本のタイトル:ステップ!ステップ!ステップ!)とは

2005年にリリースされたドキュメンタリー映画である。

 
米国のユタ州のSlamdance Film Festival (スラムダンス映画祭)で上映された。

 
このドキュメンタリーは、ニューヨークの公立小学生の社交ダンスプログラムを通して

ダンストレーニングをしながら、子供の閨秀と紳士へのきっかけを与えるストーリーである。

 
このプログラムのダンス先生は、American Ballroom Theaterという組織から招かれた。


子供達は、メレンゲ、ルンバ、タンゴなどの社交ダンスを教えられる。

メレンゲは子供達に特に人気があり、メレンゲのレッスンをする時、子供達はとても興奮する。

 
ニューヨークの公立小学校は、全てこのプログラムに入ることになるが

このドキュメンタリーは三つの学校を中心するストーリー。

 
この三つの学校は、ニューヨークのTribecaとBensonhurst(ブルックリン)とWashington Heightsというエリアにある。

 
インタビューされた子供達は、様々な人種とクラスを代表した子が選ばれている。

 
ダンストレーニングをしながら、みんなお互いのバックボーンのカルチャーや

人種などの違いを忘れ一生懸命頑張っていた。

 
十週間のトレーニングをしてから、マンハッタンのとある社交ダンスコンテストに参加する。

 
 
 
Mad Hot BallroomMad Hot Ballroom
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このドキュメンタリーのメッセージ性としては、ある部分を通して、気が付かせられる。

子供の成長とダンスに対する情熱が見えて、ダンスがポジティヴな影響だという事が体感できる。

 
社交ダンスは、ハイソサエティーな趣味としてだけではなく

誰でも、子供も楽しめる事だという認識

 
そして、貧しいゲトーエリアの子供は、ダンスを通して

違う世界に入れる事が出来て、自分達の住んでいるゲトー以外の世界に触れて

ポジティヴな将来を考えるようになれる。

 
この映画からの以上のようなメッセージを受けとれる事ができる。

 
 
Mad Hot Ballroomは沢山の賞を受賞している。

 
 
2006年のChristopher Award.
2005年のKarlovy Vary International Film Festivalのベストドキュメンタリー賞。

Philadelphia Film Festivalのオーディエンス賞。など
 
 
Array