ドイツ系フランス人のグラフィティーアーティスト:Darco(ダーコ)
Darco(ダーコ)は、ドイツ系フランス人のグラフィティーアーティストである。彼は、1968年にドイツで生まれたが、8歳の時にフランスに移住した。
小さい頃からアートの才能があり、1984年に初めてグラフィティーアートの作品を描いた。
ダーコは1980年代以降、世界中のグラフィティーアートコミュニティーに認められている存在。
グラフィティーアーティスト:Darco(ダーコ)の歴史
1985年に、ダーコはゴーキという友人と共にFBIというグラフィティークルーを作った。
FBIは、現在、世界中に認められているアート団体であるが、当時は、2人のメンバーしかいなかった。
彼らは、パリで活躍していたが、1989年にダーコが逮捕されてしまった。
ダーコの描いたグラフィティーがフランスの鉄道会社に損害を与えたという事が原因で、大きな罰金を払わなければならなかった。
しかし、ダーコはフランスの鉄道会社のために、大きなミューラルを描く事を条件に、この多額の罰金を払わずにすんだ。
その事がきっかけで、彼のアートは、グラフィティー界以外にも知られるようになっていった。
1994年には、ダーコ再度フランスの鉄道会社に依頼されて、パリのGare du Nordという駅に大型のミューラルを描いた。
彼の描いたミューラルは、毎日何万人の目にとまっている。
ダーコは、現在、アート以外にも、様々なデザインプロジェクトで活躍しており
彼のアート作品は、世界中のギャラリーで展示されている。
ダーコの作品の多くはグラフィティーアートやストリートアート関係の写真集や本に掲載されている。
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